TROIS

観劇後に気合があったときだけ書きます

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年の観劇記録

あっというまに年の瀬に!今年一番大きなトピックは、2011年三銃士から拝見し、負傷者十六人でじわじわきていた芳雄さんに今さらダディ・ロング・レッグズ(再々演)でだだはまりしたこと。主役を常に張るような方を追いかける対象としてとらえたことがなか…

12/6マチネ、11ソワレ、18ソワレ、20ソワレ、23マチネ、24 ミュージカル『モーツァルト!』

毎回思ったことが違ったのに、ひとつひとつまとめないで溜めておいたせいで、なんだか頭の中で全部いっしょくたにごたまぜになってしまったようなそうでないような。11ソワレの育ヴォルフ一回を除いて、全部芳雄ヴォルフ。前回の感想のようにヴォルフガンク…

11/28ソワレ、30ソワレ『ALTAR BOYZ』

日比谷と歌舞伎町で二兎を追いかけているせいで、12月前から気分は師走だったのですが、なんととうとう本番がやってきてしまいました。\ひえー怖っ!/ダブルトリプルクワトロキャストでいろいろな組み合わせがあるよ、というミュージカルでなくて、ひとか…

11/8、11マチネ、25ソワレ ミュージカル『モーツァルト!』

思い返せば2010年、私がALTAR BOYZに出会った秋、小野田くんがアンサンブルさんとして出演している、モーツァルト!というミュージカルがあるらしいよ、というのがあの作品の名前を知った最初でした。しかし当時は、ていこくげきじょう?なんだか敷居が高そ…

11/25マチネ『ALTAR BOYZ』REGEND

2012年の総括に、アルターとスリルミーとエリザベートが同じ年だったなんて信じられない!というようなことを書いたのですが、当時の私に2014年の11月の現状を伝えたら泡を噴いて倒れるでしょう。まさかまさかそれにM!が加わって、それぞれが公演期間の頭だ…

宝塚版『エリザベート』について

エリザベートって何なんだろ、と思いながらあてのない旅を続けている気持ちです。前回はフランツに心を寄せていたので、物語の枠の中でくるくると踊るひとたちの視点で話を理解していたつもりになっていたけれど、たぶんその見方だと劇中劇部分に重きを置き…

9/18、21 ミュージカル『シェルブールの雨傘』

一回目の観劇で思いがけずずぶずぶとのめりこんでしまって味わいつくしたような気持ちになったので、複数回見るのはどうなのかなというのと、クリエ楽の日は前日ムラでエリザからの、という強行スケジュールで、こんなもったいない見方をしては!と身構えて…

9/2 ミュージカル『シェルブールの雨傘』

『シェルブールの雨傘』を見てきました。背景のぼわぼわした輪郭ややさしい色づかい、しとしとと銀色の雨がいつも降り注いでいるところ、暗転時に時折流れる郷愁をそそるオルゴールのようなメインテーマの音色、舞台上にいくつも置かれたくるりと回るまある…

8/22、23 花組『エリザベート』

2012年に岡田さんのフランツという役と出会った特別な作品、エリザベートを今度は宝塚で、そして特にひいきとしている組で観ることになるとはまたなんというめぐりあわせだろう、と演目発表時に目を見開いた公演の初日、二日目と観てきました。 役者さん個々…

6/24ソワレ シスターアクト

元気をたくさんもらって帰ってきた気持ちに。 どん底に突き落とされたり、選ばれるひとの孤独だったり、苦しみぬいて生きるひとを描いた暗い作品のほうにどちらかというとより心惹かれるたちだと思っていたのですが、シスターアクトみたいに生きることをまぶ…

3/11ソワレ ダディ・ロング・レッグズ

2012年、芳雄さんご出演作のなかで、ひとつだけ見逃してしまったもの。友人からおすすめされていたのもあり、再演決定時からとても楽しみにしていたこちらの作品、念願かなっての観劇でした。まだ2014年が始まって3か月ですが、すでに今年のマイベスト舞台に…

クリエ・ミュージカル・コレクション 1/6ソワレ、11ソワレ

「卑しく恥ずべき欲望こそが我らの最後の支配者」 「愛し始めたの人生を」 今年の初観劇(?)演目。 各々方の一曲一曲が鉛の弾のようにずしんと重くて、お願いだから一曲ごとに5分、いやせめて3分休憩挟んでほしいと本気で願いながらの濃厚な2時間半。本来…

2013年の観劇記録

本年もよろしくお願いいたします。 三が日から昨年を振り返りつつ、まじめに付けたら思っていたより多くてひっそりと冷や汗をかいています。 観劇関連では宝塚と歌舞伎にお招きいただけて、新たな世界に出会いました。 観た舞台の題名書き出してゆくだけで劇…