最近の観劇等
ぐんまちゃん家で観光特使の方と握手をするために半休をとりました。
BWML2012CDの熱心党シモンと胸が痛むよばかりリピートしています。夜のボートはあまりきけません。
マグダライブは特典映像DISC大稼働中です。
年末のクリエコンは29マチソワです。
そういう感じです。
10/27ソワレ ウィズ
「信じるの自分の目で見て感じたことだけを」
カカシさんの、そっか、ドロシーは俺たちと会わなくても帰れたってことか…ごめんよ、の言い方がすごくやさしくてじわっときてしまった。
ブリキ男さんの頭のあれはうれしいときにくるくるまわるプロペラなのか。
エメラルドシティの中にもう一回入るためにイブリーンのところからとってきた金貨ここにおいときますね〜ってもんちゃんをだまそうとするカカシさんと、あわせてお代官様ごっこみたいな口調で腰かがめて喋り出すブリキ男さん、さらに合わせるドロシー、意図つかめなくてぼけたおすライオンの構図が好き。
11/3マチネ 銀河英雄伝@TAKARAZUKA
初宝塚。距離関係なくきらきらのお粉をめいいっぱい浴びた気分に。
ヤンの方の演技とあたたかみのあるお声がすごく好きだなと思いつつ、終演後二三日は気がつくとオベさまのことばかり考えていた。
帝国軍の紹介ソングがとても学校紹介ソングで、戦争シーンがテニスシーンで、と某テニスのミュージカルとの演出の相似点を何点も見出してしまった。
11/4マチネ RENT
11/11マチネ RENT
誰かの背にあんなにも自然に手を回したり逆に回されたりすることを受け容れられるってそれだけですごいことだなあと思ってしまう。愛の数で季節を数えている人達との距離は、マークとロジャーがコンセント差し込み口を借りている隣のマンションの住人のように、近いようで遠い。
マイベストキャストはエンジェルーク（ヨウスケ・クロフォード）。ウィッグつけてお化粧してるばさばさつけまつけた瞼伏せてふって微笑む表情もちょうキュートだし、ウィッグなし短髪でメイク落とした素の男の子のままコリンズに抱きかかえられた力なく見える横顔も印象的だった。NOなんて言わせない、って人差し指くちびるにおしつけられるコリンズがうらやましいほどに。
モーリーンは背中がりがりに痩せてるのに施しは受けない欲しいものは自分で選ぶ好戦的な子猫みたいな上木さんも、ふつうにしてたらかわゆいふつうのおんなのこな感じなのにパフォーマンス披露するとちょっとネジ外れてる感じのソニンちゃんも、二人とも好き。
11/17ソワレ るつぼ
十字架を背負っているひとたちを見続けた約4時間があっという間だったのに丸一日くらい新国立にいた気もする。
アビゲイルがぐるぐる引っ掻き回して狂乱最高潮、みたいなところで姿を消してしまって、後には最初にとった自分の判断と法とカミサマに囚われ続けるひとたちだけが残った。けれど、スカートが風でめくれるだけで恥ずかしいことと思うような"清らかさ"を教え込まれる教区で、妻がある身の雇い主と関係を持つことが彼女の抑え付けられた性を解放することに繋がった、それだけにしがみつこうとしたことが彼女をああした行動に走らせた、ってあまりにもあまりだなあとも思う。同じように「姦淫にかり立てるのは、冷たい妻のせいよ」はいくら追い詰められていたとはいえそれだけはないよエリザベス、と。「この世界にこういう人間らしさがあるなんて、知らなかったの！」がひどく印象ぶかくてしんしんと胸に落ちてきた。エリザベスというひとの苦しいほどのまっとうさ。
"ある"ことの証明より"ない"ことの証明の方が何百倍もむつかしい。だって"ない"んだから差し出し様がない。なにもやましいことがないからと毅然としていてもそれだけではどうしようもないこともあるし、それを貫いて首をくくられるようなことになるのなら名誉より地になすりつけられても生きのびることを選ぶひとが大多数だろう。
かみさまについてなにも知らないのに誰かが語る言葉をきくことでたくさんうっすら線を書いてなんとなく推し量ろうとしてるのは多分良くないのだろうと思いつつも欲求を止めることができない。
11/24 KAZUAKI live
ヴェローナとどうやって伝えようとマブの女王を聴いてヴェローナが恋しくなったり、トゥイの亡霊を聴いてますます本公演で今の彼でのトゥイが観たくなったり。RENTもすごくすごく良かった。
一人の女性に愛を囁く歌より、愛を心から希求する歌や信頼する仲間と共に歌う歌が彼には似合うような。
11/25ソワレ マリア・マグダレーナ来日公演『マグダラなマリア』〜ワインとタンゴと男と女とワイン〜
ペドロとカミーナの身長差もろもろ一見でこぼこ夫妻が実は仲むつまじいというギャップがなんともかわゆかった。
ミニスカでぴょんぴょんとびはねる提案を却下されたカミーナの心底不服そうな顔が好き。タンゴシーンのたくしあげたドレスのスカートからのびたおみ足のセクシーさ。
